絶対合格!日商簿記3級

日商簿記3級:受取手形記入帳について

受取手形記入帳とは何ですか?

受取手形記入帳とは、受取手形の取引を記入していく補助記入帳です。

受取手形記入帳への記入方法

以下の一連の取引をみてみましょう。
5/1 商店Aへ商品1,000円を売り上げ、代金は約束手形で受け取った。
   手形No.4 満期日7月31日
7/5 商店Bへの売掛金5,000円の決済で、商店B振り出し、商店C支払の為替手形を受け取った。
   手形No.12 満期日9月30日
7/31 No.4の手形が無事決済され、当座預金に振り込まれた。

上記3つの取引を仕訳すると、以下のようになります。
(借)受取手形 1,000 (貸)売上 1,000
(借)受取手形 5,000 (貸)売掛金 5,000
(借)当座預金 1,000 (貸)受取手形 1,000

これを元に、受取手形記入帳へ記入すると、以下のようになります。
受取手形記入帳

摘要

受取手形の相手側勘定を記入します。

支払人欄

手形代金を支払う人を記入します。

振出人または裏書人欄

手形を振り出した人か、裏書を記入した人を記入します。

てん末欄

手形が決済されたり、裏書譲渡や割引きを行って手元から受取手形がなくなったときに記入します。

為替手形の場合は、支払人欄と振出人または裏書人欄が異なります。
覚えていますか?
為替手形、手形の裏書譲渡が怪しい人は、もう一度下記の記事を読んでおいてください。
日商簿記3級:為替手形について
日商簿記3級:手形の裏書譲渡について

次は、「日商簿記3級:支払手形記入帳について」です。


スポンサーリンク

URL :
TRACKBACK URL :

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


*

Return Top