絶対合格!日商簿記3級

日商簿記3級:支払手形記入帳について

支払手形記入帳とは何ですか?

支払手形記入帳とは、支払手形の取引を記入していく補助記入帳です。

支払手形記入帳への記入方法

以下の一連の取引をみてみましょう。
6/1 商店Aより、商品2,000円を仕入れ、約束手形で支払った。
   手形No.13 満期日6/30 支払場所X銀行
6/15 商店Bより、指図人商店Cとする為替手形5,000円の引受けを求められ、引き受けた。
    手形No.14 満期日7/31 支払場所Y銀行
6/30 No.13の手形を決済し、小切手を振り出して支払った。

上記3つの取引を仕訳すると、以下のようになります。
(借)仕入    2,000  (貸)支払手形 2,000
(借)買掛金  5,000   (貸)支払手形 5,000
(借)支払手形 2,000  (貸)当座預金 2,000

これを元に、支払手形記入帳へ記入すると、以下のようになります。
支払手形記入帳

摘要

支払手形の相手側勘定科目を記入します。

受取人欄

手形代金を実際に受け取る人を記入します。

振出人欄

手形を振り出した人を記入します。

てん末欄

手形が決済により、手元からなくなったときに記入します。

為替手形の受取人が誰になるのか、よくわからない人は、以下の記事をもう一度読んでおいて下さい。
日商簿記3級:為替手形について

次は、「日商簿記3級:受取手形記入帳・支払手形記入帳について 練習問題」です。


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