絶対合格!日商簿記3級

日商簿記3級:決算について

決算とは何ですか?

決算とは、期末に、財産がどれぐらいあるのか、収益や費用はどれくらいだったかを明らかにするための手続きです。


決算は、以下のような手順で行われます。

試算表の作成

前回学習した試算表の作成を行います。

決算整理

詳しい内容については、これから学習しますが、簡単に言うと、修正が必要なところは修正するという作業です。

精算表の作成

精算表とは、試算表と決算整理を元に、作成される表です。
詳しい内容については、これから学習していきます。

貸借対照表・損益計算書の作成

簿記の最初の方に学習した貸借対照表や損益計算書は、この決算において作成します。

帳簿の締め

最後に、各帳簿を締め切り、これまでの作業に間違いが無いかを確認する為の繰越試算表を作成します。


決算整理

決算整理の概要について、簡単に説明します。
例えば、決算日が12/31という設定であるとします。
そして、10月1日に、お金を借り、借りたと同時に、その利息を1年分前払いしたとします。
12/31時点では、10月~12月分の利息に関しては確かに、利息なんですが、次期の1月から9月までの利息は、あくまで次期の費用であり、今期の費用ではありませんよね。
こういう細かいところでも、厳密に、今期は今期の費用として、次期は次期の費用として処理しないといけません。
こういった点を調整する作業が、決算整理です。


決算整理については、更に細かく分けて、今後学習していきます。
今回はあくまで概要だけ、理解しておいてください。

次は、「日商簿記3級:現金過不足の決算整理について」です。


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