絶対合格!日商簿記3級

日商簿記3級:商品有高帳について 練習問題

それでは、商品有高帳に関する練習問題をやってみましょう。

次の一連の取引をもとに、商品有高帳へ記入してみてください。
なお、先入先出法と移動平均法のそれぞれで記入してください。
8/5 仕入 30個 単価1,000円
8/10 売上 10個 単価1200円
8/20 仕入 20個 単価1100円
8/25 売上 30個 単価1500円

以下の表へ記入してください。
上側が「先入先出法」、下側が「移動平均法」です。
商品有高帳


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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解答
先入先出法
商品有高帳

移動平均法
商品有高帳


解説
先入先出法、移動平均法の違いは理解していたら問題なく解けたと思います。
受入欄は、仕入たときや前月から繰り越された場合に記入する箇所です。
払出欄は、売り上げたときは、次月へ繰り越す場合に記入する箇所です。

取引の2つめまでは、先入先出法でも移動平均法でも同じです。

3つめの仕入のとき
先入先出法の残高欄へは、単価ごとに分けて記入します。
移動平均法では、残高金額と数量を割り、改めて単価を算出しなおしてから記入します。

4つめの売上のとき
先入先出法では、先に仕入れたものから先にさばくんでしたね。
この場合、単価1,000円で仕入れているものから先になくします。
移動平均法では、算出しなおした単価で計算します。

あとは、余った分を次月へ繰越して、合計金額を求めるだけですね。

なお、実際にいくらで売り上げたのかは、商品有高帳では一切関係ありませんので、注意してください。


よくわからなかった方は、もう一度下記の記事を読んでみてください。
日商簿記3級:商品有高帳について

次は、「日商簿記3級:売掛金元帳について」です。


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