それでは、現金過不足の仕訳の問題を解いてみましょう。
次の一連の取引について、仕訳を行ってみてください。
①現金の実際の残高が、帳簿の残高より800円不足していた。
②①の現金過不足の原因が、交通費500円の記帳漏れと、通信費の支払い500円を、200円と誤記入していた事であった。
勘定科目は、以下のうち適切なものを使用して下さい。
勘定科目:現金、現金過不足、交通費、通信費
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解答
①(借) 現金過不足 800 (貸) 現金 800
②(借) 交通費 500 (貸) 現金過不足 800
通信費 300
解説
①
実際に不足している額を、「現金」から減らします。
「現金」は「資産」なので、減ったら右側ですね。
②
800円の不足分の内訳は、
・交通費500円
・通信費として実際払った金額(500円)と、帳簿の記録していた金額(200円)の差額である300円
です。
全然わからなかった場合は、以前の記事をもう一度確認してみてください。
日商簿記3級:現金過不足について
次は、「日商簿記3級:当座預金について」です。
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