現金出納帳とは何ですか?
現金出納帳とは、現金の入金、出金を記録する補助記入帳です。
現金出納帳への記入方法
以下の一連の取引をみてみましょう。
5/1 前月繰越2,000円
5/2 商店Aへ商品1,000円を売上げ、代金は現金で受け取った。
5/5 商店Bへ、買掛金500円を現金で支払った。
5/2、5/5の取引の仕訳は以下のようになりますね。
(借)現金 1,000 (貸)売上 1,000
(借)買掛金 500 (貸)現金 500
これを現金出納帳へ記入すると、以下のようになります。
摘要
現金が絡む取引の内容を記入します。
収入・支出・残高
収入ならば収入欄へ、支出ならば支出欄へ記入します。
そして、残高を残高欄へ記入します。
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当座預金出納帳とは何ですか?
当座預金出納帳とは、当座預金の入金、出金を記録する補助記入帳です。
内容は、先ほどの現金出納帳とほぼ同じです。
当座預金出納帳への記入方法
以下の一連の取引をみてみましょう。
5/1 前月繰越 5,000
5/10 商店Aから商品10,000円を仕入、代金は小切手を振り出して支払った。
5/15 商店Bから、売掛金3,000円が、当座預金に入金された。
なお、銀行とは、10,000円の当座借越契約を結んでいるとします。
5/10、5/15の取引を仕訳すると以下のようになります。
(借)仕入 10,000 (貸)当座預金 10,000
(借)当座預金 3,000 (貸)売掛金 3,000
これを当座預金出納帳へ記入すると、以下のようになります。
摘要
当座預金が絡む取引の内容を記入します。
借/貸欄
当座預金の残高が、プラスかマイナスかを示します。
当座預金は「資産」ですので、増えれば左側(借方)、減れば右側(貸方)ですよね。
それと同じ考え方で、残高がプラスであれば「借」、マイナスであれば「貸」とします。
現金出納帳も、当座預金出納帳も、フォーマットさえ与えられていれば、記述する内容は難しくないと思います。
次は、「日商簿記3級:受取手形記入帳について」です。
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