絶対合格!日商簿記3級

日商簿記3級:費用の見越しについて

費用の見越しとは何ですか?

前回学習した繰延べとは逆の考えです。
例えば、11月1日にお金を借り、その利息については、1年後に1年分支払うという事になっているとします。
12月31日時点では、まだ利息を実際には支払っていませんが、確かに2か月分の利息が発生していると考えられますよね。
この、まだ支払っていないけど、本当は当期の費用として支払わなければならないものをちゃんと計算しておく必要があります。
これを、費用の見越しといいます。

費用の見越しの仕訳の方法

見越した費用は、「未払費用」「未払家賃」「未払利息」等の勘定科目を使います。
これらは、後で払わなくてはいけないものなので、「負債」となります。
実際の問題を解く場合は、問題文をよく読んで何を使うか決めましょう。

費用の見越しが関係する仕訳は、決算時の仕訳が主となります。
なお、費用が発生する取引を行った時点では、実際にお金を支払っていないので、仕訳としてはありません。

決算のとき

「11月1日に100,000円を借り入れた。なお、利息は1年後にまとめて支払う事としており、利息は月200円である。」という場合の決算時の仕訳は、以下のようになります。
ちなみに決算日は12月31日とします。

(借)支払利息 400 (貸)未払利息 400

2ヶ月分が当期の利息なので、400円となります。
「支払利息」が増えた⇒「費用」が増えた⇒左側へ記入します。
「未払利息」が増えた⇒「負債」が増えた⇒右側へ記入します。


収益の場合も同じような処理がありますので、次回説明します。

次は、「日商簿記3級:収益の見越しについて」です。


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