それでは、精算表の穴埋め問題をやってみましょう。
以下の精算表を完成させてみてください。
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解答
解説
この問題は、試算表欄、修正記入欄まで記載済みですので、損益計算書欄、貸借対照表欄を埋めていく問題です。
注意点は、
計算ミスをしない事
試算表の借方か貸方の残高に、修正記入欄の貸方、借方欄の金額を補正して、損益計算書欄、貸借対照表欄へ記入するだけなのですが、計算ミスをすると、最後に結果が一致しない事になりますので、慎重に計算してください!
勘定科目により、損益計算書欄、貸借対照表欄のどちらに記入するのかを正しく理解しておく事
これも重要なポイントです。
基本的に「資本金」までは貸借対照表欄へ記入します。
それ以降の修正記入欄により追加された勘定科目の手前までは、損益計算書欄へ記入します。
上記は当たり前的なところですんで、ここで間違ってはいけません!
この後が若干ややこしいかもしれません。
勘定科目をよく見て、それが「資産」「負債」「収益」「費用」の内の何にあたるのかをしっかり吟味して記入してください。
これはルールとしてあるわけではないと思うのですが、実際の問題では、先に損益計算書欄へ記入する項目が、そして次に貸借対照表欄へ記入する項目が来る事が多いです。
でも、一つ一つしっかり吟味しましょう。
そして、最後に当期純利益もしくは当期純損失がきます。
この問題は、上記のポイントだけが重要で、比較的簡単な問題です。
精算表が全くわからなかった方は、もう一度下記の記事を読んでください。
日商簿記3級:精算表について
日商簿記3級:精算表への記入方法について
次は、もうちょっとレベルアップした問題をやってみましょう。
次は、「日商簿記3級:精算表について 練習問題2」です。
資本金と売上が解答では金額が違うのはなぜですか?
とくに問題に決算までに修正箇所があったようにも書いてないのですが。
なぜ金額が違うのか分からないので教えて下さい。
ご質問ありがとうございます。
調査した結果、問題側で記載している資本金と売上が誤っておりました。
混乱を招き、大変失礼いたしました。