仕訳帳とは何ですか?
前回ちらっと説明しましたが、仕訳帳とは、主要簿の一つで、取引の仕訳を発生順に記録していく帳簿です。
今まで学んできた仕訳を記録していくノートというイメージです。
仕訳帳への記入方法
それでは、以下の仕訳を仕訳帳へ記入していくという例をみてみましょう。
取引日時 平成22年4月20日
取引相手 商店A
買掛金元帳No.10 仕入元帳No.5
(借)仕入 5,000 (貸)買掛金 5,000
以下のように記入します。
摘要欄
・勘定科目には括弧をつけます。
・借方の勘定科目は左側へ、貸方の勘定科目は右側へ記入します。
・一つの取引毎に、線を引きます。
元丁欄
総勘定元帳のNoを記入します。
総勘定元帳については、次回説明します。
借方・貸方欄
仕訳の通り、金額を記入します。
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さらにその下に、別の取引の仕訳を書いてみましょう。
取引日時 平成22年4月25日
取引相手 商店B
売掛金元帳No.2 売上元帳No.1 現金元帳No.3
(借)現金 1,000 (貸)売上 2,000
売掛金 1,000
摘要欄を見ると、取引間は点線ではなく、通常の線になっていますね。
あと、一つの取引に、複数の勘定科目がある場合は、「諸口」と記入します。
次は、「日商簿記3級:総勘定元帳について」です。